お金がなくてやりたいことができないのは、ある思い込みのせい。｜名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング

2025/09/10

インナーチャイルドセラピー

こんにちは！名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている井上ききです。

今日は「いつもお金がなくて、やりたいことができない」と話すHさんのご相談を許可を得て共有させていただきます。

このような、「お金がない」とか「お金の不安がある」というお悩みも、実は思い込みであるケースがほとんどです。

そして、このような思い込みが原因で、実際にお金がなくなってしまう、ということも招いています。

だからこそ、お金の問題にも、インナーチャイルドセラピーがおススメなんです。

・幼少期の家庭にあったお金の問題

Hさんのご主人はちゃんとお金を稼いでいるサラリーマンで、お子さんは1人。

そして、Ｈさんご自身もビジネスをしていて、収入があります。

しかし、いつもお金がなくて、やりたいことを我慢しなければならないことが不満だと話ます。

私は、Ｈさんに幼少期の家族の中にどのようなお金の問題があったか思い出していただきました。

問題、といってもそんなに深刻なものではなく、育った家庭のお金の事情がどんなだったか？

お小遣いやお年玉の使い方にたいして、親に言われてきたこと、

家族はお金の不安を持っていたかどうか？

その辺りに重要なカギがあります。

・Hさんの思い込みとは？

Hさんの幼少期、お家は商売をしていて、祖父、父、母の3人でいつもお金のことで口論していたそうです。

それを聴いていたHさんは自然と、

うちにはお金がないんだ。だから、私は我慢しなくちゃいけないんだ。

と、考えるようになっていました。

Hさんは、欲しいモノもねだった記憶もないし、言っても無駄だから言わなかったとおっしゃいます。

お年玉でさえ、「私は欲しいモノないから、お母さん、あげる…」と言って渡していた時期もあったそうです。

子どもって、こんな風に健気なんですよね涙。

・「お金がない」は思い込みだった

さて、ここからが大事な話なんです。

果たして、Ｈさんの幼少期、本当にお家にはお金がなかったんでしょうか・・・？

Hさんに質問をしていくと、わかったのは、毎日普通にご飯を食べて、ときどきみんなで外食をしたり、

デザートにアイスクリームや果物も食べたそうです。

しかも、近場ではあるものの毎年、家族で旅行もしていたとか。

どうやら、普通に豊かに暮らしているんです。

お金がなくて、給食費が払えないことがあったとか、お金が足りなくてお母さんが着物を質に入れたとか、

そんなお話はまったくでてきませんでした。

Hさんも、質問に答えながら、「あれ？うち、別にお金、無くないですね」と言いながら、笑っておられました。

こんなようなことは、どなたの意識にも起こっています。

Hさんだけではないんです。

・思い込みが出費を増やす

そして、さらに大事な話はここから。

Hさんは、「うちにはお金がないんだ。だから私は我慢しなければならない」という思い込みを握りしめて生きてきたので、

そもそも、「どうせ欲しいものは手に入らないし、やりたいことはできない」とも思い込んでいます。

そのせいで、本当にやりたいことは無意識に我慢して、それに近いこと、あまりお金をかけずにできる、似たようなことにお金を使っているのです。

しかし、いつまでたっても満たされないから、繰り返し、より簡単に自分を満たせそうなことに、ちょくちょくお金を使ってしまう、ということも起こっているようです。

これ、身に覚えのある方、いませんか？

例えば、本当はホテルでアフタヌーンティーとかしたいけど、

けっこうお高いからと、コンビニスイーツで我慢する。

安く済んでて節約してるつもりだけど、よく考えてみると、毎日食べてるから、毎月の出費がけっこうかさんでいる・・・

こんなような誰にでも起こりうることなんです。

・「ない世界」を「ある世界」に書き換える

こうやって、私たちは幼少期に思い込んだ「どうせうちにはお金がないから、我慢しなければならない」という現実を、

大人になっても無自覚に再現できちゃうんです。

さて、エミークオンラインでは、「お金がない」という思い込みや、お金の不安を解消するための学びがあります。

「ない世界」を卒業して「ある世界」を生きることで、豊かさを実感できるようになるし、

実際にお金に余裕が生まれている卒業生さんもたくさんいます。