「風邪をひいた私が悪いの?」——“病気=ダメ”と思い込んでいた私へ|名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング
名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている井上ききです。
体調が悪くても職場に言えず、無理して出勤してしまうと話すMさん。
許可を得て共有させてもらいます。
Mさんは、風邪をひいても家族にさえ甘えられないそうで、いつも病気になることを過剰に恐れているそうです。
私も同じ!と感じた方は、「病気=悪いこと」と必要以上に思い込んでいるかもしれません。
・病気になると罪悪感を感じる
Mさんは、風邪をひいたりすると、罪悪感で苦しくなっていることがわかってきました。
さらに、幼少期にどのような体験があったのかを紐解いていくと・・・
Mさんが熱を出したりすると、いつもお母さんは絶望的に迷惑そうな、あるいはめんどくさそうな様子だったと話してくださいました。
「またなの?」と嫌な顔をされたり、「ほんと、軟弱なカラダね」と怒られたりも。
あなたにもそんな記憶、ありませんか?
・Mさんの思考のクセ
小さな子どもだったMさんにとって、母親は絶対的な存在です。
その母親に迷惑をかけてしまった、あるいは拒絶された体験は、トラウマとして深く刻まれます。
そして無意識のうちに、こんな思い込みをつくってしまうんです。
> 「病気になると、迷惑をかける」
> 「体調が悪いと、愛されなくなる」
> 「弱さを見せたら嫌われる」
そして、これらの思い込みのせいで、体調を崩すと強い罪悪感に飲み込まれてしまう。
これはいわゆる、“過去のトラウマ”。
自分を守るために無意識に作ってきた思考のクセなんです。
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・健康への強い執着につながることも
無意識に「病気になるのが怖い」「決して体調を崩すなんてあってはならない」と思っていると、
健康管理にも過剰にこだわるようになります。
* 栄養バランスを気にしすぎる
* 健康食品やサプリを手放せない
* 衛生管理を徹底するあまり潔癖症になる
* 風邪の気配を感じたらすぐ薬を飲んでしまう
もちろん、健康を大事にすること自体はとてもいいこと。
しかし、それが執着になっていて、毎日の生活が健康管理に明け暮れている、という状態になっていたら、本末転倒です。
その健康管理のせいで病気になりそうです(笑)
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・病気は悪いものではない
病気をすることは、良いことでも悪いことでもないです。
生きている限り、病気をしたり、疲れて寝込んだり、元気がなくなったりするのが普通です。
病気したら治せばいいのです。
治すために休むことが必要だったり、早く気づいて対処するのです。
でも、子どものころに「病気=悪いこと」と教え込まれてしまうと、
そのサインすら無視してしまうことになりませんか?
そっちのほうが問題ですよね。
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・病気をした自分を責めているのは誰?
Mさんは気づかれました。
『風邪をひいたときに、私のことを責めているのは、私だけですね。
今となっては、母も心配して手伝いに来てくれるはずです。』
そうなんです。
体調崩して休んだら、職場の人に責められるような気がしていたのは、妄想です。
責める声は自分の内側にしか存在してなかったんです。
これから、Mさんはその声を温かい安心できる声に変えていかれます。
「病気しても大丈夫。ゆっくり休んで一緒に治そうね。」
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井上きき
住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19
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