「忘れ物」…親が届けるべきか問題を子どもの将来から考える|名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング

query_builder 2025/05/04
子育て不登校
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名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている井上ききです。

4月から新学期が始まると、
「子どもの持ち物の準備、どこまで手助けすればいいの?」というご相談が増えるわけですが・・・

特に新1年生の保護者の方々は、「忘れ物をさせたら大変!」と、つい先回りして準備を整えてしまいがちです。

ここで、少し俯瞰して子どもの将来からの視点で考えてみませんか?

はたして、子どもが忘れ物をしたとき、親が学校まで届けるのが本当に最善の対応でしょうか?



子どもの忘れ物を届ける、と話すお母さんに、「届ける理由はなんですか?」って質問をしてみると・・・

-先生に怒られてしまうかも
-まわりに迷惑かけちゃうかも
-忘れ物が原因で不登校になるかも
-お友達に嫌われてひとりになるかも
-劣等感を感じて自信がなくなるかも

とおっしゃいます。

そして、最悪の場合、将来 社会生活がままならなくなったり、孤独になったりするかもという、ただならない事態になる妄想につながるわけです。


が、そんなことは決して起こらないと言えるわけではないけれど、

少なくとも、それは忘れ物が原因ではないでしょう。



そしてね、将来、そのような最悪の事態が起こる可能性よりも、

大人になっても忘れ物をする可能性の方が高くないですか?

そうなんです。

親が忘れ物を届けてくれるお母さんであっても、はたまた届けてくれないお母さんであっても、

どっちにしても、大人になっても忘れ物をするのです。

私も絶対に忘れてはいけないモノを忘れてしまったことが、仕事上でもありました💦

どんなに気を付けていても、やっちゃうときはやっちゃうのです。



実はね・・・
届けちゃう親、というのは、子どもが忘れ物をすることが許容できないのではなく、

自分自身が忘れ物をすることを許していないのです。

「失敗してはいけない」「間違ってはいけない」と自分の良いところばかりを見ようとしているのです。

お母さんが失敗を受け入れることができないと、子どももそう育っていくことが多いです。


もしも、将来、子どもが挫折してしまうようなことがあるとしたら、原因はむしろこっちです。


最悪の事態を避けているようで、招いていたりしませんか?




今、お母さんもお子さんも一緒に失敗しながら、それを許されながら、そして、助け合いながら生きる練習が必要なのかもしれません。

-忘れ物をして恥をかくこと
-忘れ物をしちゃったときの対処
-忘れ物しても死にはしないってこと
-助けてくれる人の存在
-許してくれる人の存在

是非、親子でそんな体験をしてみてください。



まさにこれこそが、ホンモノの自己肯定感です。

決して失敗しない子に育てることではなく、どんな自分も無条件に受け入れられているんだ、と信じる力こそ、「自己肯定感」です。

親も完璧でなくていいのです。

そんな生きづらいプレッシャーからはさっさと解放されましょ。





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井上きき

住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19

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