夫が単身赴任から戻ったら、夫婦仲が悪化!?その理由と解決策|名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング
単身赴任から戻った夫との関係がギクシャク… その原因は、インナーチャイルドだった!?
名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている、井上ききです。
今も夫は単身赴任中ですが、2010年から2013年にも、約3年半の海外赴任をしていた時期がありました。
年に2~3回は帰ってきていましたが、3年半はそこそこの長さです。
その間に、子どもたちもずいぶん成長するし、
私と子どもたちだけの生活リズムができあがり、夫なしの生活がすっかり「普通」になっていました。
そんな中、夫が帰国。
「再び一緒に暮らせる! やっと家族4人の生活に戻れる!」と、喜びいっぱい…
になるかと思いきや、現実はそんなことはなくて、夫が帰国する前から、正直私は不安でした。
そして、それは夫ももちろん同じだったのです。
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・単身赴任から戻った夫と、家の中の空気がちぐはぐに
3年半もの間、自由に過ごしていた夫。
それは、私も同じで、すっかり「私のやり方」で生活するのが当たり前になっていました。
そこへ夫が加わることで、家の中の空気がちぐはぐに。
「え? なんで今、それやるの?」
「なんでこうしてくれないの?」
「それ、ちょっと違うのよね・・・」
お互いに、そんな小さな違和感がどんどん積み重なりました。
結果、私は「私のやり方が正しい!」という前提で夫にあれこれ求め、
夫は「俺の居場所がない…」と家での居心地の悪さを感じていたようです。
そんな状態が続けば、当然ラブラブどころか、イライラが募るばかり。
そんなわけなので、夫の帰国から1~2年は、夫婦関係を立て直す試練の期間になりました。
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・相手を責めるのではなく、自分の内側に向き合う
こんな状態のとき、つい相手に変化を求めてしまいがちです。
「子どもの服はこのサイズに畳んでって言ってるじゃん」
「お風呂入るときは、入るってひとこと言ってよ。ごはんを出すタイミングがわかんないじゃん」
そんなふうに、相手を責めたり、正しさを押し付けたり、何も言わずに不機嫌でいたり。
もちろん、私もそういうときがありました。
でも、その頃の私はすでにインナーチャイルドセラピーを学び始めていたので、
とにかく「今、自分の内側で何が起こっているのか?」を見ていくことを続けました。
すると、私の中には大きく3つの思い込み、つまり「インナーチャイルドの痛み」があることに気づいたのです。
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① 夫の不機嫌は、私のせいだと思ってしまう
夫がイライラしていると、私は「私が何か悪いことをした?」と思ってしまうクセがありました。
たとえば、夫が無言でスマホを見ているだけで、
「私のせいで、不機嫌なのかも?」
「何か気に障ることを言っちゃった?」
と、不安になってしまう。
その結果、私は不安になり夫を気遣ったり、ご機嫌取りをしたりする。
そうしているうちに、勝手に夫の存在自体が煩わしく感じてしまっていたのです。
でも、よく考えたら、夫が仕事で疲れていたり、単純にぼーっとしているだけのこともあるわけですし、
たとえ私の言動がきっかけであっても、夫は十分に大人なのだから、自分の機嫌は自分で取るべきなのです。
これは、私が幼少期に握った「私が悪いんだ」と考える思考と、そう考えて怖くなってしまうインナーチャイルドの痛みが原因でした。
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② 夫の愛を受け取っていなかった
もう一つ、私がやっていたのは「夫からの愛を受け取っていなかった」ということ。
夫は赴任前も赴任後も、妻である私に対して、十分な気遣いをしていたし、できる限りの助けをしてくれていました。
でも私は、それを私への愛とは受け取らず、「やって当たり前」くらいに思ってしまったし、愛とは受け取れなかったのです。
たとえば…
✔「洗い物しとこうか?」→ 「もう遅いから明日でいいけど」
✔「仕事が落ち着いたら、みんなで旅行行こうか?」 → 「子ども2人連れてったら大変だしお金かかるから行かない」
✔「お疲れ様、いつもありがとう」 → 「どうせ口だけでしょ…」
こんなふうに、せっかく夫が示してくれていた愛情を、「こんなのじゃ足りない」「それはいらない」と、跳ね返してしまっていたのです。
これについても、原因がわかっていて・・・
子どものころ、両親の離婚により「私はお父さんに捨てられたんだ」という捉え方をしてしまった私は、
「どうせ私は捨てられる。愛されない」という思い込みを持っていたようです。
だから、”誰の愛も信じないぞ”という感じだったのでしょうね。
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③なんでもきちんとやりたい
家事も子育ても私はきちんとやりたいし、妥協なくちゃんとやるべきだと思っていました。
だから、その価値観を夫に押し付けていたわけです。
「もっとちゃんとやってよ」
「迷惑かけちゃダメなんじゃないの」
「失敗しないように子育てしなくちゃ」
まあ、そんな意識で日々を暮らしていたわけです。
これも、インナーチャイルドが「認められなければ愛されない」という思い込みを握っていたせいです。
認められることでしか人とつながるすべがないという意識がそうさせていたようです。
‐‐‐
・相手を変えようとせず、自分の思い込みを変える
この「夫の不機嫌は私のせい」「どうせ私は愛されない」「認められなければ人とつながれない」という3つの思い込みに気づいてから、
私は少しずつ変わっていきました。
無意識だった思考が意識に上がって、自覚できると、その思考を客観視できるようになるんです。
🌿夫が不機嫌でも、夫が自分の機嫌を自分で取ることを信じて待つ
🌿夫がしてくれたことを素直に受け取ってない自分に気づいたら、そのことを感じてみる
🌿夫がやってくれることにイライラしたら、自分は認められたいだけだと自分で自分を認める
そうすると、少しずつ夫への煩わしさやイライラを感じなくなっていきました。
会話もスムーズになり、「ありがとう」という言葉が素直にかんたんに口から出てくれるようになりました。
こうして私たちは、なんとか危機を乗り越えたのです。
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・まとめ:夫婦関係を立て直すために
✔パートナーシップは幼少期のトラウマが発動しやすい
✔相手を変えようとするのではなく、自分の内側の思い込みを見つめることが大事
✔「夫の不機嫌は私のせい」だと思い込んでいた
✔私は夫の愛をまったく受け取れていなかった
✔私は認められたいだけだった
夫婦関係をこじらせていたとき、自分には何もできなくて、相手が変わるべきだと普通に思い込んでいました。
ぜんぶ、あなたのせいだーー!みたいな(笑)
これって、まさに子どもの意識なんです。
子どもがお母さんに甘えているような。駄々っ子です。
私たちは大人なので、自分の幸せは自分で責任を持たなければいけません。
インナーチャイルドセラピーが私に教えてくれたのは、そんな大人としての在り方なのです。
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井上きき
住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19
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