嫌われることを恐れるほど孤独になる理由とは？|名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング

2024/11/25

インナーチャイルドセラピー職場の人間関係

名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている井上ききです。

実は、私たちは嫌われることを執拗に恐れていると、結局嫌われることになってしまう悲しい生き物なんです。

嫌われて孤独になったらどうしよう・・・とか思っちゃって、

やれ、嫌われないようにとか、やれ、人を傷つけないように、やれ、人を不快にさせないようになんて思いながら過ごしていると、結局、ちゃんと孤独になる。きゃー！

そんな「恐れてる現実を手に入れてしまう法則」について書こうと思います。

・孤独を恐れるあまり無自覚にしていること

誰かとの関係が壊れてしまうことを恐れて、本音を言わなかったり、意思を言わないで生きてるって方は多いですよね。

もう無意識にそうしちゃうって感じだろうと思います。

これって、我まま言うと嫌われちゃう、迷惑かけると見捨てられちゃうという、インナーチャイルドの記憶があるからですよね。

人はそもそも孤独を恐れるようにできています。

かつて人間は一人では生きていけない生き物だったからです。

哺乳類はだいたい群れないと生きられないですから。

・結局孤独は解消されない

だから、独りぼっちにならないようにと、一生懸命自分を抑えて、いつもいい人、お人好しでいるんですよね？

なのに、人間関係は結局、なんだか寂しい・・・

そんな感じしませんか？

よく考えたら、本当に分かり合える人もいないし、心から信頼できる、本当のありのままでいられる人はいない。

そんな感じしませんか？

あなたは、結局のところ、孤独なのではないですか？

こんな風に誰よりも孤独を恐れている人ほど、誰よりも孤独を感じていたりする。

何でこうなっちゃうのか？

・孤独になってしまう本当の理由とは？

その理由は、無自覚に人を遠ざけているから。

なんと！みずから孤独に向かって行ってるんです。

どういうことだ！そんなはずはない！とか思うでしょ。

でもね、嫌われたくない、見放されたくないと思いながら人付き合いをすると、

さっきも書いたように、いい人でいなければいけなくなる。

そうすると、人付き合いは我慢と気遣いの連続になる。

で、その我慢と気遣いに疲れてしまう。

疲れて、めんどくさくなる。

それで、結局は自分から距離を取ってしまう。

そうやって、結果的に人間関係は希薄で表面的なものになってしまう。

もっと言うとね、孤独を恐れている民は、人が離れていくことに耐えがたい痛みを感じるはず。

そのせいで、大切な人が離れて行きそうになると、そんな痛みを感じるくらいならと、自分から距離を取ってしまったりする。

こんなことになってませんか？

結局は、本当に信じられる友人はいないとか、

結局はありのままで居られる場所なんてない。

そんなことになってませんか？

つまり、嫌われること、孤独になること、独りぼっちになることを恐れていると、

ますます孤独になりますよ、という話なの。

・嫌われても孤独にならない

じゃあ、どうすれば私たちは嫌われること、孤独になることを恐れずにいられるのか？

その答えは、そもそもこの社会で起こることのない、「孤独」なんて幻を恐れる必要はないって話です。

たとえ誰かひとりがあなたから離れてしまったとしても、

誰か必ずあなたとつながっている人がいます。

そして、どんなことがあっても、どんなあなたであっても、無条件につながってくれる人が何人かいますよね。

その大切な人と確かにつながり続けることを忘れないようにするのです。

その人とのつながりを求めて生きるのです。

あなたと無条件につながっていてくれる人との関係をおろそかにしてませんか？

家族とか、昔からの仲間とか。

・私たちのうっかり

私たちはつい、本当に大切にすべき人とのつながりに愛を注ぐことをうっかり忘れがちで、

せっせとちょっと遠い間柄の、つながりがいつ切れちゃうかわからないような関係の人に愛を注ぎがち。

そしてそれが原因でいつもどこか寂しい気持ちになっています。

改めて、大切にすべき人は誰なのか考えてみたいですよね。
　
　