止まらないぐるぐる思考をスッキリ自分で解決する方法|名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング

2024/09/01

インナーチャイルドセラピー

名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている井上ききです。

先日、知人に言われた言葉にすごくモヤモヤするという事件が起こりまして。

モヤモヤしている間、ずっと思考はその言葉や、その人に支配されている感じになりますよね？

モヤモヤが治まらないうちは、家族と外食をしていても、そのことが頭から離れなくて愚痴っぽくもなる。

このままじゃ、眠れないって場合もありますよね？

こういうとき、私は3日同じことで悩まないって決めている。

じゃあ、どうするのか？

って話をお伝えしようと思います。

夜、ひと通りの家事を終えて一人になったときにそれは始まります。

藁人形じゃないよ(笑)

いったい自分はなにに対してモヤモヤしているのか、自分の内側を紐解いていくのです。

これがめちゃめちゃ面白いのですが。

すると、、、

知人に言われた言葉によって、私は「大切にしている何かを奪われそうで怖い」と感じていることがわかりました。

ここまで紐解けると、「あはは、そんなわけないわ」と知人がそんなことをする人ではないとわかって少しは安心してきます。

しかし、少ししか安心できないのは、その「大切にしている何かを奪われそうで怖い」を感じているのがインナーチャイルドだからです。

さらに、その根っことなる子供の頃の体験を思い出していきます。

しかし、なかなか思い出せなかった。

ただ紙に向かっていてもらちが明かないと感じた私は、

いったん気分転換に、歯を磨きに洗面所へいってみる。

そのときに、ふと幼少期、よく家に来ていた「みわちゃん」の記憶が降りてきました。

そのとき、ぶるぶるっとトリハダ。

これだ！

時々うちの両親が好意で預かっていた２つ年上の女の子。

何でも欲しいものは欲しいと意思をはっきり言う「みわちゃん」に、お母さんを取られちゃうって恐怖を感じてたのだ。

いや、恐怖だけじゃなく嫌悪感さえ感じてた。

でも、仲良くしないといけないと、色んな想いを我慢したこと。

我慢したということは、その気持ちに自分はもちろんだけど、誰かに共感されることはなかったわけです。

つまり、未完了なのです。

このように未完了になっている強い感情が大人になった私たちをときどき襲撃にくる。

完了させなければ、何度でも襲いにくる。

私は幼少期に感じた「みわちゃん」という存在への底知れない恐ろしさを感じてみた。

当時6歳くらいのぽっちゃりとした女の子なんだけどね。

怖ええぇぇ（汗）

感じることでほぼ完了する。

そうすると、

すっかり知人に対するモヤモヤは治まっていて、ぐるぐるやかましかった思考も静まっていました。

台風の空と、台風が行った後の秋晴れのような違い。

あんなにぐちゃぐちゃだったのに、私の内側は静かに穏やかになっている。

知人を自分からブロックしなくて済んだわけです。あはは。

もちろん、こんなに上手くいかないこともあって、翌日まで持ち越されることもあって、

それだけ厄介なモヤモヤとの闘いは、それなりに大きな未完了を完了させることにもなる。

それはそれで、何か生き方すら変わるような変化をもたらしたりもするのです。

インナーチャイルドセラピーをライフワークにすると、こんな感じで自分の機嫌を自分で取れるし、

人間関係も大切にすることができるのです。