怒りの感情を手放す方法：自己ケアとインナーチャイルドが導く心の癒し|名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング

2024/08/30

インナーチャイルドセラピー職場の人間関係

名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている井上ききです。

怒りの感情がコントロールできず、アルバイトさんに感情的に怒鳴ってしまうという、

小売業の店長さんの個別セッションでした。

私たちは、いきなり怒りの感情に入るってことはないです。

必ず、怒りに入る前に強い悲しみかもしくは、恐れの感情を感じます。

例えば、これは私に起こったことなんですが・・・

先日、名古屋から高速道路で帰宅途中のこと。

見覚えのあるあの、ピカピカのタンクローリーが、かなり無理な割り込みをしてきたのです。

愛知県の南の方ではおなじみのタンクローリーですが・・・

私は完全に怒りのスイッチが入り、「こおおぉぉぉおおらぁぁぁぁあああーーー！！！！」と、追いかける気満々でした（笑）

追いかけて何をしようと思ってるのかはわからないけど。

しかし、私は気づきます。

「あ、私はめっちゃ怖かったんだな。そして、存在を無視されたような気持になって、めっちゃ悲しかったんだ」

そして、自分に「怖かったね。でももう大丈夫だよ」と伝えました。

こうして、私が私をケアすることで怒りの感情はスッと消え、愛に満たされます。

自分に矢印を向けて、自分を感じられるようになると、気づきが起こるようになるんです。

ところがね、自分の悲しみや怯えを感じることを妨げる意識も同時に内側に存在してることを忘れてはいけないです。

弱い自分を認めないし許さない意識「強くあらねば君」です。

悲しかったり、不安になる自分なんて、あってはならないんだ！と虚勢を張ります。

だからこそ、怒りを表現することで、強く見せたくなります。

虚勢を張るあなたも、怒るあなたも、本当のあなたではありません。

「強くあらねば君」です。

今回、セッションに来てくださった店長さんも、本当はアルバイトさんの成長を見守りたいとおっしゃいました。

店長さんの場合、幼少期に誰も味方じゃないからひとりで生きぬかなきゃ、と思っちゃったことによって作り出されたのが「強くあらねば君」でした。

「強くあらねば君」を生きてる方、非常に多いですよ。

あなたのインナーチャイルドはどうあらねばならないと握りしめていますか？

そろそろ本当の自分に戻りたくなりませんか？