甘えられない自分に気づいていますか？虚勢を張る心の真実と解放の方法|名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング

2024/08/23

夫婦問題子育てインナーチャイルドセラピー

名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている井上ききです。

甘えられないとか、弱音を吐けないという問題を抱えている方は非常に多いです。

この原因は、虚勢を張っているからです。

つまり、無自覚に強がってしまう状態。

幼少期の何らかの体験によって

「認められなければ！」

「私が頑張らなければ！」

「私は大丈夫！！」

「強くあらねば！」

と頑張って生きなければならなかったため、

甘えること、弱音を吐くことを自分に禁止している状態です。

このように虚勢を張っている方は、もれなく、感情を感じることができていません。

「私にはネガティブな感情なんて、ありませんから！」って。

だから、弱音も吐けないのです。

さて、虚勢を張ることによって、起こっているであろう自分にとっての問題と、周囲への悪影響を３つにまとめてみます。

①素直に助けを受け取れない

一人で頑張っていると思い込んでしまいがち。

そのせいで、自分は能力も高くて役に立つことができるけど、

周囲は役に立てないし、あなたを助けられず寂しい思いをしています。

②弱音を吐けない

「大丈夫です」が口癖。

大丈夫じゃなくても、とりあえずそう言ってしまうため、言ってから大丈夫な状態になんとか持っていくことになる。

あなたが弱音を吐かないせいで、周囲も弱音を吐けず苦しくなっています。

③喜びや幸福感も感じない

悲しみや不安を無視して感じないように訓練ししているせいで、喜びもあまり感じなくなっています。

ポジティブな感情だけ感じて、ネガティブは感じないということはできないからです。

感情を分離しているため、感情を掻き立ててくる人が苦手で、無意識にそのような人を自分から切り離して生きているのも問題かもしれません。

私自身も、長いこと虚勢を張って生きていました。

しかし、そのことに本人は全く気付いていませんでした。

そういうものです。

そのころ、子育てにも夫婦関係にも、そして人間関係やお金のことにもいろんな問題が起こっていて、

精神的にもう限界！ってときに、

インナーチャイルドセラピーに出会って、今までこらえた涙を全部流して、初めて何が限界だったのかがわかりました。

一人で頑張ることの限界でした。

そして、自分にも、相手にも感情があって、悲しくなったり、不安になったりしてもいい、

「助けて！」って誰かを頼っていい、という許可をすることができました。

そこから少しずつ甘えること、弱音を吐くことができるようになって、

人の弱音にも共感できるようになったんです。