自己肯定感をはぐくむ育児:アダルトチルドレンママのための「一緒にやる」方法|名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング
名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている 井上ききです。
いわゆるアダルトチルドレンと言われる、機能不全家庭で育った人は、
”一緒にやる”というのがどういうことなのか、イマイチピンと来ない、ということが多いようです。
誰かと何かを一緒にやる。
これ、上手にできますか?
と言いながら、私自身もその一人でした。
夏休みの宿題の貯金箱を作る工作を、子どもと一緒に作るというのは、
どうすることなのか、あまりイメージできなかったんです。
私が作るか?子どもが作るか?のどちらか、という感じ。
だから、結局自分がほとんど作ってしまって、あれれ?こんなはずでは・・・?となったりしたものです。
先日、お客様のKさんも同じようなことをおっしゃっていました。
Kさんのカウンセリングをしていたとき、「子どものころ、お母さんにはどうしてほしかったですか?」と質問したところ、
「勉強嫌いの私も、お母さんと一緒に勉強できたら、好きになったかもしれない」とおっしゃるものの、
「一緒に勉強をするって、具体的にはどうすることなんでしょう??」とわからなくなるのです。
いわゆるアダルトチルドレンの私たちは、親に一緒に何かをしてもらったという体験が少ないです。
親がほかの問題によって不安でいっぱいいっぱいだったため、それどころではない家庭だったからです。
だから、何かを効率よくこなすために、あなたはこれをしてね。
私はその間に、これを片付けちゃうからね、という役割分担はできても、
一緒にやるとは、どのような状態なのか、イメージがわかないんです。
さて、一緒にやるとは、どのようなことなのでしょうか?
一緒にやるためには、そもそも効率を求めてはいけません。
例えば、夏休みの宿題の算数のプリントを一緒にやるというのは、
子どもがそのプリントを解いているとき、横で見守っていて、
正しく解けたときに、承認をして、
わからないときにそれを受け入れて、一緒に考えたり、ヒントを出したりという行為。
難しくてつまづいたら、励ましたりしながら、一緒にその算数の宿題を見守るのです。
これ、効率ばかりを求めて生きていた私には、無駄な時間を垂れ流しにしているようで
当時はまったくできなかったし、思いつきもしませんでした。
そんなことをしている時間があったら、夕ご飯の支度をしてしまいたい、って気持ちに駆られてしまうえわけです。
でもね、子どもが愛を感じるときの条件として、自分のためにいかに無駄に時間を使ってくれたかどうか?
という点は大きいんです。
お母さんが自分のために手を止めて、自分と向き合ってくれた時間、
お母さんが自分の時間を犠牲にして、自分のために使ってくれた時間
子どもは、それを愛と受け取る傾向が高いかもしれません。
この夏休み、少しの時間でもいいです。
お子さんと一緒にやる、にチャレンジしてみて下さい。
その時間がお子さんの自己肯定感をはぐくむはずですよ。
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井上きき
住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19
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