同じことを何度も言わされるイライラをストレスフリー生活に変える方法|名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング
名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている 井上ききです。
子どもたちがまだ小学生の頃、私が特に「不機嫌」になってしまう場面があったの。
それは、子どもたちが汚れ物を洗濯に出していなかったり、水筒を翌日になってシレっと出してきたりするときでした。
※うちには二人の3学年違いの男の子がいます。現在は20才と17才。
当初、私の中に「同じことを何度も言わせるな!」という心の声がありました。
この心の声の原因は明確です。
私は私に、「同じことを何度も言われるのは絶対ダメ!」「言われたらすぐに応えないといけません」と無意識に言っていたのです。
幼い頃、私は病気の母に同じことを何度も言わせてしまい、「本当にダメな自分だ」と自分を責めて罪悪感を感じていたんです。
こんな風に、自分の子どもの行動に対して「許せない」という感情が湧く場合、たいていは、それを自分に許していないんです。
そのせいで、”何度も同じことを言わせるのは悪いことだ”と強くジャッジしちゃいます。
これが、当時の私をイライラさせ、どうしても許せない!という感情にさせていました。
許せないことって、たとえそれが大したことじゃなくても、幼少期のあなたが生き抜くためには、とっても大事なことだったのです。
とはいえ、もう今はその期待に応えるいい子の戦略は必要ないですよね。
なぜなら、あなたは十分に生きる力を持っている。
だからこそ、自分に対して「もういいんだよ。あなたは十分に応えて来た。これからは、自分の期待に応えたらいいよ。あなたは悪くないんだよ。」と伝えます。
キーワードは【あなたは悪くない】です。この言葉は罪悪感を解消するのにとても有効です。
このように私たち母親が自分の罪悪感を癒すことで、子どもを許せるようになります。
私は悪くなかったのです。小さくて上手くはできなかったけど、とにかく親の期待に応えようと頑張っていたことは確かなのだから。
こうして私は子どもたちに対して、何度でも気持ちよく「体操服を出してね」「水筒を出しておいてね」と伝えることができるようになりました。
誰かを許すのではなく、自分を許すことがストレスフリーな生活を送るためにはもっとも重要なことだったんです。
井上きき
住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19
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