こんなに自己犠牲してるのに、家族に文句を言われるのは何故なのか?|名古屋を拠点にオンラインでカウンセリング

query_builder 2024/04/26
インナーチャイルドセラピー
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名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている 井上ききです。

前の記事では【自己犠牲しちゃう原因は、まだ気づいていない最大級の自己否定】というテーマで書きました。

今日は、自己犠牲して頑張っていても、なかなか報われない、認められないと感じている方のために書こうと思います。



家族のために毎朝お弁当を作ったり、駅までの送り迎えをしているSさんは、

こんなに頑張っているのに、誰も自分に感謝しないし、

感謝しないどころか、当たり前だと思っている!

挙句の果てに、文句まで言われるんです!と怒りが治まりません。



これ、実は自己犠牲している人あるあるです。

自己犠牲すればするほど、感謝されないんです。



なぜだと思いますか?

何度か書いたけど、自己犠牲する理由は、自己肯定感が低いから、でした。

ありのままの自分、役に立たない自分では存在してはならない、という自己評価の低さが原因です。



だから、Sさんも、お子さんは高校生なんだから、お弁当作りがしんどいときは、

お子さんに作らせるとか、購買部で買ってもらうとか、手段はいくらでもあるけれど、

「お弁当作り」という役割に執着して手放せないのです。




Sさんご自身が役に立つのは当たり前だ、と思っちゃっているわけです。

家事は、感謝されるような特別なことではなく、当たり前の私の役割です。

決して認めるようなことではないんです。



という思考の状態なんです。

そもそもSさんがSさんを認めてないし、むしろ、「もっと頑張るべき!」「もっと良い母親であるべき!」「あなたは、まだまだだ!」と責めているのです。




こうなってると、周囲の人も同じことをSさんに言います。

だから、迎えが遅いだの、お弁当がイマイチだのと、文句まで言われてしまうのです。



インナーチャイルドセラピーを学ぶと、すべて自分の内側に原因があることがハラオチします。

自己犠牲しちゃうのも、自分の内側に原因があるし、

家族に認められないのも、夫に愛されないのも、職場で責められるのも、

すべて自分の内側にその現象と同じものがあるからです。



でも、誤解してほしくないのは、あなたが悪い、と言っているのではありません。

あなたが内側に、文句を言われる原因を作ってしまうのは、あなたのせいではなく、幼少期の体験が原因です。

誰も悪くありません。



まず、勇気を持って役割を手放してみる。

しかも、中途半端に手放さないで、思いっきり手放すのです。

思いっきり役に立たない自分でいることをあなたが許せるようになるためのリハビリです。



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井上きき

住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19

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