あなたの自己肯定感が上がらないたった1つの原因と、その対策とは?|名古屋を拠点にオンラインでカウンセリング

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インナーチャイルドセラピー職場の人間関係
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名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている 井上ききです。

今日は、どうしても上がらない自己肯定感のからくりについて書いてみようと思います。

自分に自信がないなーと感じる方は、役割があることが、うれしくないですか?

そして、役割がなくなっちゃうかもしれない状態って怖いことですよね。

職場に自分の役割がなかったら、たとえお給料をいただけていても、居づらいですよね。辞めちゃう人の方が多いはずです。



私たちは、それほどまでに役割に執着しています。むしろ、お金よりも役割なんです。



役割があって、その役割に対して、ちゃんと応えることができれば、価値があって、

役割がない自分は存在する価値すらない、みたいな感じかもしれませんよね。



実は、このような状態は自己肯定感が低いから起こる現象です。

ありのままの自分は価値がないって思っているんです。



で、こうなってると、無自覚にいくつもの役割を抱えてしまいます。

頼まれるとNOと言えないのも、このせいです。

NOと言ってしまったら、もう私には声がかからないかもしれないと、不安になります。

そして、自己犠牲してでも、役に立とうとしてしまいます。

さっきも書いたけど、お金よりも役割に執着する傾向があるので、それこそボランティアみたいなことで、どんどん人生の時間が消費されている方も多いです。



ホンモノの自己肯定感とは、自分はありのままで無条件に価値あると思えている状態です。

役割があってもなくても。

人の期待に応えても応えなくても。

無条件で。



だから、役割にすがればすがるほど、そして、期待に応えれば応えるほど、実は自己肯定感は下がります。

このときに上がるのは「自己効力感」というやつです。

自分は役に立ててるから”今は”価値がある、という条件付きの存在価値にすがります。

その一方で、自分はありのままで無条件に価値がある、という自己肯定感が下がっちゃうのです。



自己効力感ではなく、自己肯定感を上げなければ、生きやすくなりませんし、豊かになりません。


自分の役割や行動ではなく、自分の「存在」に価値を置いてあげなければ自己肯定感はあがりません。

なぜなら、「自己効力感」が高まっていても、自身の存在に対する価値は上がっておらず、ずっと自信がないからです。



そして、自己評価の低いあなたを、周りの人は益々コキつかいます。

あなたが、無自覚に「私を役立ててください」というエネルギーで接するからです。

そうやって、コキ使われれば使われるほど、もちろん、自己肯定感は下がるわけです。



では、どうすればいいのでしょう?

その方法はたったひとつです。

役に立とうとするのを止めてみるのです。

誰かの役に立つことが悪いことと言ってるのではないんです。

しかし、中毒になっているのなら、一時的に止めてみる。

”役に立たないキャンペーン””期待に応えないキャンペーン”です。



そして、その役に立たない自分を感じてみる。

さらに、その役に立たない自分なのに、大切にされるという真実を感じてみるのです。

少し怖いかもしれないけど、ぜったいにあなたは大切にされますから、大丈夫ですよ。

なぜなら、そもそも無条件で大切な存在だからです。


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井上きき

住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19

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