私たちが自分軸で生きられない理由と他人軸の本当の正体とは？｜名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング | 名古屋を拠点にオンラインのカウンセリングなら井上きき | ブログ

名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている 井上ききです。

私達が迷っているときって、たいていは、自分軸ではないときです。

例えば、カフェで自分はチーズハンバーグプレートを食べたいと思っているのに、

店員さんに「季節の野菜たっぷりチキンカレーがおススメとなっておりますぅ」なんて言われると、迷ってしまうわけです。

自分の心に正直に選ぶと、チーズハンバーグプレートなのに、他者の意見が加わると、「そっちもいいかも。」という気持ちがわいてくる。



これが、自分の人生を左右するようなことだったら、そりゃーもう大変です。

たとえば、憧れの人や成功している人や、占い師みたいな人から、「それは、やめたほうがいいですよ。」なんて言われてしまうと、もう、そっちの方がほぼ正解だと思っちゃう。

これが本当にやりたいと思っていることだったとしたら、とても悲しくなりますよね。




実は他人軸って、そもそも最初は「母親軸」なんです。

父親軸の場合もあるかもですが、幼少期にいつも近くにいた影響力のある大人の意見にコントロールされやすいという状態です。

「母親軸」になってしまった原因は、

自分で選んで失敗したときに責められたり、怒られたり、

迷惑かけたり、悲しませたりした体験があるからです。




失敗して親に責められたとき、「もう！知らないから！」なんて、見放されるようなことを言われたり、

表に出されたり、押し入れに閉じ込められる体験をした方もいるはずですが、

このような体験によって、失敗をすると大切な人を悲しませたり迷惑かけたりして、見捨てられちゃうとか、

あるいは、がっかりされてつながりが絶たれてしまうようなイメージを持っているのです。



たかが失敗なのに、私たちは大切な人との間にあった愛とかつながりを失う体験だと勘違いしているわけです。

そして、そんな想いをするくらいなら、最初から自分勝手に挑戦なんかしないで、

人の言うことにしたがっておけば、そんな悲しい想いや怖い想いをしなくて済むはずだ、

とプログラムされているのです。



このように他人軸の生き方は作られて、自分軸を見失っていきます。

長い間、こうやって生きてしまうと、「自分は何をしたいんだっけ？」ってわからなくなってしまうけど、

だからこそ、インナーチャイルドとつながって、「あなたはどうしたいの？」ってたずねながら、

インナーチャイルドを感じながら自分軸を取り戻す必要があるのです。



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