井上家の夫婦問題と親子問題が解消したのは何故なのか?カウンセラーの実体験

query_builder 2023/11/26
夫婦問題親子関係
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名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっています、井上ききです。

先日、埼玉でひとりで暮らす義理の母に栗きんとんを送ったんです。
 
岐阜の恵那川上屋の上等なやつを。

よほど美味しかったみたいで、喜びの声をすぐに電話で伝えてくれました。

今、義母は片手が不自由で多少、介護が必要な状態。80才にはなってないけど、70代の後半だったと思う。
 
自転車で転んでしまい、しばらく入院したのち、介護が必要なひとり暮らしの状態になった。

が、そんな厄介なことが起こる少し前に、タイミングよく夫が東京に単身赴任になっていて、

入院や、転院、退院、そして退院後の介護まで、すべて動いてくれている。



これ、もしも夫が東京赴任ではなく、名古屋勤務のままだったらと考えると、とんでもなく厄介な現実が想像できる。

幸い、うちの夫はイクメンだし家事メンで、誰かの役に立つのが大好きな天然記念物みたいな夫なので、

母親の世話をするのも、心得ていて、栗きんとんの電話のときも「本当に助かってるわ」って喜んでた。



きっと私が義母の介護をするよりも、100倍みんなが幸せでいられる状況がいま、ここにある。

私も、夫が無理してないか最初は心配だったけど、そうでもないようで、むしろ暇つぶしになってるくらいなのかも。

夫は、名古屋にいる頃も、畑を借りて野菜を育てたり、フルマラソンを走ったり、常に動いてる人なのです。




結婚して22年、二人の子どもが生まれて、長男が19才、明日次男が17才になるんだけど、井上家は、いつもこんなにイイ感じだったわけではないんです。

私が義父母のことを大嫌いだった時期もあったし、夫と離婚したい時期もあったし笑、子育てにかんぜんに絶望してた時期もあったんです。

22年の結婚生活の前半は、そんな混沌とした日々で、むしろ上手くいかないことばかりだと感じていました。



そんな私がインナーチャイルドセラピーに出会って、大きく変化したことがあって、

それが、自分の感情としっかりつながっているということ。

「あの人と仲良くなれなくて悲しかったな」
「私は、今、居心地が悪いぞ、不安なんだな」
「いま、私は何に焦ってるんだろう、そかそか、期待に応えようとしてるな」

というように、自分の感情を捉えることができるようになったんです。




以前は、自分が何を感じていて、何をしなくちゃと掻き立てられているのか、かんぜんに無自覚で、自分を自分でまったくわかっていなかった。
 
私が私の意識や感情を無視していると、実は無視した感情を見せるために外側の人が動いてくれるんです。




例えば、私のことをぜんぜんわかってくれなくて共感しない夫に毎日腹を立てて、いつか離婚しようと思っているとき、

私は「どうせ誰もわかってくれない」と思い込んでいて、わかってもらいたいという執着が強くなって、わざわざ返ってわかりにくいことを夫と議論しようとしていました。


さらに言うと、人として正しく生きなければ、と思い込んでクソまじめに生きていた私は、

義父母が頻繁に送ってくれる果物やお菓子に律儀にお返しするのが大変で、狂いそうになっていました(笑)

誰もお返しなんか期待してなかったのに。「ありがとう、いつも助かります」って電話するだけで良かったのに。




義母の栗きんとんの電話のあと、そんな以前の自分のことを思い出していました。

自分の心の中で何が湧き上がっているのか、わからなかった私は、

義父母からの小包が何らかの攻撃かのように感じられていたのです(苦笑)




不本意な現実が次々に起こっていると思ってたけど、本当はそんなことは何ひとつ起こっていなくて、

すべて私の感じ方、解釈の問題だったんです。



井上家がいま、穏やかで平和なのは、私の心に平穏がやってきたってだけのことなんです。

不本意なことや、問題や悩みって、自分の内側からやってくるんです。

実際に、絶望しようと思えば、絶望できるようなことが我が家にだってあるんですよ。

何もかも完璧だってわけではないんです。




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井上きき

住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19

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