ワンオペ育児を解消するための「リクエスト」という対話術とは?|夫婦問題カウンセリング名古屋
名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっています、井上ききです。
今日は名古屋で対面のカウンセリング。
子育てのイライラにまつわるご相談でしたが、問題の本質は夫婦関係にありそうでした。
夫が仕事で忙しく、かんぜんにワンオペで育児をしていて、子どもに愛情を注げないくらいに危機的な状態だったのです。
夫が仕事で忙しいという状況はどれくらい忙しいのでしょうか?
男性は、妻とともに育児をすることに喜びを感じられれば、なんとかして早く帰ってくるはず。毎日じゃなくともね。
早く帰ろうと真剣に仕事をしてみたら、方法は無限にあります。
つまりこの「ワンオペ育児問題」で危機的なのは、育児ではなく夫婦関係である場合も多いです。
実は男の人って、家庭に居場所を見いだせないとき、回避的になる傾向にあります。
回避的になると言うのは、無意識に帰りが遅くなって、家にいる時間を短くしようとするということ。
だって会社にいた方が、経験も豊富だから何をして自分を役立たせばいいのかわかりやすい。
認められる方法がわかりやすいから、存在意義を見出しやすいんです。
だから、無意識に残業を多くしていたり、後輩の仕事を手伝ったり、慕ってくれる後輩と飲みにいったりします。
もちろん、浮気に走る可能性もありますし、帰って来ても別室にこもりっきりという回避にでるかもしれない。
ではなぜ、夫は家庭に居場所を見いだせないんでしょう?
なぜ、そんなに家庭で自分の存在価値を見いだせないんでしょう?
今日のお客様は、「あはは汗・・・私が文句ばっかり言うからですね」って、しっかりとご自身に矢印を向けておられました。
決して人のせいにせず、自身としっかり向き合ってました。
もちろん、妻のほうも悪気はなく、いっぱいいっぱいの中で必死に子育てをしているのです。
しかも、妻だってダメ出しされたり責められたりしながら生きてきて、日々、子育てしながら自分を責めている。
無意識に夫を否定したり責めたりしてしまうのも無理はないと言えます。
決してあなたが悪いのではなく、 過去の体験がそうなっている、ということです。
だからこそ、インナーチャイルドセラピーで自分を許すというプロセスによって、自分のこともご主人のことも責めなくなっていきます。
さらに、在り方だけではなく、やり方でもアプローチします。
つい責めたり否定する習慣を、具体的に何をして欲しいのかを伝えるコミュニケーションに変えていくのです。
「先に一人で寝ないでくれる!?」「あなたのせいで起きちゃったじゃない!」
これは、イヤミや責めるコミュニケーション。
これを、リクエストに変えるのです。
「わたしが寝かしつけてる間に、お皿洗いをお願いできる?」
「できるだけ8時半までに帰ってきてほしいの」
という感じで、要望を具体的にリクエストするのです。
もちろん、言葉だけ変えればいいってわけじゃないけれど、言葉を変えることで自分の意識を変えていけるのです。
本当にご主人のお仕事は忙しいのかもしれませんが、それはご主人が忙しく仕事をするという日々を選択していると言い換えることもできます。
ひとりぼっちの育児環境を作っているのは、パートナーのせいばかりではないかもしれません。
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井上きき
住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19
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