【自己肯定感をはぐくむ子育て】子どもの上手な励まし方とは?

query_builder 2023/11/16
子育て
画像1534
画像1534


名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている 井上ききです。

子どもが落ち込んでいるときにどう励ましたらいいのかわからない、というご質問をいただきました。

今日は、この辺りについて書いていこうと思います。



わたしには忘れもしない体験があります。

大学受験のときのこと。滑り止めで受けた大学に落ちたのです。

その結果を母に伝えたら、なんといきなり怒られたわけです。

「はーっ?行く大学がなかったらどーするの?もー知らないから!」と。

今でこそ、母もめっちゃ不安だったのだろうとわかるけれど、そのとき私は完全に打ちのめされました。

第1希望の試験には、落ち込んだまま挑んだわけですが、なんとか合格できたからもう、いいんですけどね。

ブログに書くためのネタになりました(笑)




こんな風に落ち込んでいる人を突き放すって確かにひどいことだけど、

自分もうっかりやらないようにしなくちゃいけません。

じゃあ、励ませばいいのか?というと、そうでもありません。

もうひとつ例を挙げてみます。




例えば、息子が野球でレギュラーになれなかった・・・と落ち込んでいると想定します。

そんな息子にいきなり、「大丈夫!あなたなら、次はぜったいにレギュラーになれるから!さっさと元気出しだして練習しなさーい!」

なんて言ったら、きっと長男はもっと落ち込むと思う。

そして、二度と私の前で落ち込んでいる姿を見せなくなるでしょう。




じゃあ、どうするのが適切な対応か?3つのステップで解説します。



1.共感する

落ち込んでいるその気持ちに寄り添うのです。

大学に落ちたとき、私は母に話を聴いてもらいたかった。

私が、「全部落ちちゃったらどうしよう汗」と言ったら、「そっか、そんな気持ちなんだね」とただ受け止めてほしかったです。

長男の野球の場合でも同じ。

まずは「そっか、レギュラーになれなかったか。お母さんも悔しいけど、どう思ってるの?」ってきくかな。

子どもは何も答えないかもしれないけど、そのうちに話してくれるときを待ってたらいいですね。




2.落ち込むことを許す


「悲しいね、悔しいね」って共感することは、同時にそういうネガティブな感情を感じることを許すことでもあります。

そして、落ち込むことも許していきます。

私は、落ち込むことを許されたことがないですね。

落ち込むことはかっこ悪いことで、そんな時間は無駄だと言われてきた気がします。

誰に言われたというわけでもなく、社会全体から、そんなメッセージを受けとってきた気がします。

そのため、失敗した自分も責めてさらに落ち込む自分を責めなければいけなかったです。

でも、ちゃんと落ち込まないと、上がれないのです。

「落ち込んでもいいと思うよ。また元気になるのを待ってるね」って言ってあげたいですね。




3.味方だと伝える

ちゃんと落ち込んだら、人間は必ず上がって来れます。

少し元気になってきたころに、「お母さんは、何があってもあなたの味方だから、安心してもう一回がんばってきなさい」と伝えるのです。

わたしの大学受験のときならば、

「次の試験がどんな結果でも、お母さんはあなたの味方だからね。今はとにかく自分に自信が持てるように精いっぱいやりなさい」って言われたかった。

味方だと言われてたら、割とかんたんに浮上したと思うんです。




さて、この3つのステップを頭に入れておいてくださいね。

そして、まずは自分自身が落ち込むことを自分に許可してください。

ちゃんと落ち込んで、浮上してくる体験をしなければ、いざとなったときに子どもが落ち込むことを安心して見守れないからです。

結局は自分なのです。

落ち込むことが怖くなくなると、挑戦することも怖くなくなりますよ。



▶▶個別セッションは初回9,800円でお受けいただけます。




▶▶LINE登録していただくと、動画教材【毒親育ちさんが生きづらさを改善するたの3つのレッスン】をプレゼント!超有料級のコンテンツです!



----------------------------------------------------------------------

井上きき

住所:愛知県 名古屋市 中区 富士見町 13-19

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG