Kさんが子育てにつまづいてから自己肯定感を回復した方法とは？

2023/10/30

子育て

名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている井上ききです。

タイトルのKさんて、私のことですがww

子どもを産むまでの私は、それなりに人生を生きてきたと思っていました。

お勉強はあんまりできなかったけど、普通に大学まで進学して、商社に入社して、そこそこ営業成績も良くて、

仕事以外でもサークル活動をしたり、彼氏もいて、無難に27歳で結婚し、3年後に会社をやめて出産。

大きくつまづくことも、これといった失敗をすることなく、そこまでは来たのですが・・・

問題は出産してからです。

子育てだって、そりゃ上手くやれるさ、くらいに思っていた私ですが、子育てはどうしても自分の思うようにいかなかったのです。

子どものこともコントロールできないし、自分すら思い通りにならないし、

今日やろうと思ってたことも、ぜんぜんできないし。

さんざん育児本やら読み漁ったあと、長男が9才、次男が6才くらいで、ようやくインナーチャイルドセラピーに出会うわけです。

ずっと私は、自分は自己肯定感が高いと思い込んでいたんですが、

次第に自分のことがわかっていくと、私の自己肯定感なんて、地を這うように低いと気づくのです。

それと同時に、わかってきた衝撃的なことがありました。

自分の生きてきた子どもを持つまでの、そこそこの人生は、

たいして挑戦しないで、失敗を避けて、無難に生きていたに過ぎないということ。

例えば、出産前に会社を辞めたのだって、育児をしながらフルタイムの仕事をしたら、そこそこ上手くやる井上ききじゃ居られないからです。

つまり、私の人生って万事、

できそうなことしか選ばない人生

だったのです。

上手くできなくて、残念な自分になるのを無意識に、しかし全力で避けてきた人生なのです。

もちろん、自分の自己肯定感の低さを自覚するだけで終わっていたら、何も変わらないのですが、

何が、それほどまでに私に失敗を回避させてきたのか、幼少期の体験と向き合うのがインナーチャイルドセラピーの醍醐味です。

お母さんをガッカリさせた体験もあったし、学校で恥ずかしい想いをした体験、失敗して責められた体験など。

これらは、一気に思い出すわけではなく、ひとつ思い出しては完了させる。

そうすると、別の体験を思い出せて、また完了させる。

そうやって、感情が未完了になっている体験から、小さな自分を救い出してくる。

もう大丈夫だよ。あなたが悪いわけじゃないよ。

みんなもう忘れちゃってるし、あなたは最初から許されてるよ。

そんな風に、自分のことを許していきます。

こうやって過去を完了させるから、自己肯定感が上がっていくのです。

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