家事がストレスで絶望したときに読むブログ｜名古屋を拠点にオンラインのカウンセリング | 名古屋を拠点にオンラインのカウンセリングなら井上きき | ブログ

名古屋を拠点にオンラインでカウンセリングをおこなっている 井上ききです。

女性のカウンセリングをしているので、家事がストレスだとか、家事を手伝わない夫にイライラするなどのお話しを良くお聴きします。

今日は、そんな家事へのストレスについて書いていきます。



最近の食器用の洗剤や洗濯用洗剤のCMは、ほぼ男性のタレントさんが起用されてますよね。

家事が女性の仕事であって女性がやるのが当たり前っていう時代は終わりました。

が、しかし！！！

世の中は変化しているんだけど、実はけっこう女性の意識が変化してないんじゃないかなと感じています。

家事ができない自分は主婦失格だ女性失格だみたいな意識をいまだ持ってる女性が多いんです。



家事って誰でもできるものではないです。

料理なんてすっごく色んな能力が必要。

使わなくちゃいけない食材が冷蔵庫にあって、子どもの年齢によって食べれる食べれないがあって、

しかも、いくらでもお金を使えるわけでもないし、家族には好き嫌いだってある。

ここにさらに、どれくらいの時間をお料理に使えるかなどのタイムマネージメントも強いられる。

こんなこと、上手にできる方がレアキャラです。



片付けとか収納も空間認識力とか、もろもろ使う。

みんなヘタクソでいいし、誰でもできることじゃないです。得意な人がやったほうが必ず上手くいく。

にもかかわらず、いつまでも私たち女性の方こそ家事を自分の仕事だと執着していたりするのでは？

苦手であること、苦痛を感じていることをなかなか家族に伝えられなかったりするんです。

苦手なことがあるのは、悪いことではないです。

女性でも家事が苦手でいいのです。

その苦手を克服いなくていいんです。



家事のストレスを感じている方は、まず苦手な家事はなんなのか、細分化してみてください。

例えば、洗濯でも①分別して洗う、②干す、③取り込む、④たたむ、⑤仕舞う、という最低でも５つの項目があります。

炊事周辺も、 ①献立を考える、②買い物、③お料理、④洗い物みたいに分類できます。

そうやって、細かく見て、どこが苦痛で、どこなら楽しめそうなのかを認識してみてください。

そうするとね、ご主人に頼むにしても外注化するにしてもわかりやすいのです。



そのうえで、その項目が苦手なんだとまわりにヘルプを出す。

あなたにも得意なことはあるように、あなたの周りの人にも得意なことがあるし、好きなこともあるんです。

苦手なんだと伝えてみると、それらが上手に分業されることは多いですよ。




苦手なことを認めないまま、家族に「あなたも手伝うべきだ」という言い方しちゃうと、手伝ってもらえないんです。

みんなもプライドがあるから、指示命令文句のように上から来られると受け取れないけど、助けてほしいと甘えられると助けることができるのです。

もちろん家事に限らず。


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